金型設計はどんな人が仕事に就ける？
金型設計の仕事に携わることのできる人を簡単にいうと、緻密さを持っている人です。
その上で、納期をしっかり守ることのできる責任感があること、設計者同士やお客様など自分以外の人と上手にやり取りのできるコミュニケーション能力が備わっていることも重要と言われています。
金型設計の仕事は、しっかり設計が完成したとしても、使用する素材によっては設計の調整や変更が必要となる場合が多く、なぜ調整や変更が必要となるのかなどの理由を説明し、その仕事に携わる人たちが理解し、納得できるようにすることも金型設計者にとって重要な仕事のひとつです。
また、CADの中でも3DCADと言われるものが扱えると金型設計の仕事にスムーズに携われるようになります。
３DCADを使って設計すると、すべてをオンライン化した状態で設計から試作、作成という風に行うことができ、さらに精度の高い金型を作り上げることに繋がっていくと言われているので、３DCADをしっかり習得しておくようにすると安心です。
金型設計を行うことのできる人が不足していると言われており、金型設計業界では人材を求めています。
そのため、プロフェッショナルな知識と技術があるのが望ましいものの、まだそこまでではないという人でも門戸は開かれている仕事と言えますので、挑戦してみてはどうでしょう。